布団はどれくらいのペースでクリーニングに出すのが理想?

布団はどれくらいのペースでクリーニングに出すのが理想? 布団のメンテナンスに関して、普段天日干しはしているがそれだけ大丈夫?と心配に思う方もいるでしょう。
そこでクリーニングに出す際のペースというのは気になるところで、どれくらいが適切なのかと言われるとそれも難しいと言えます。
まず、布団の汚れに関して、側生地の汚れと内部に溜まってしまったダニなどの死骸やホコリなどの汚れに分類することができます。
前者に関してはやはりクリーニングで落とす必要があり、後者であれば微細なゴミであれば布団叩きなどで落とすこともできます。
ではクリーニングに出す際の適切なペースとしては、2から3年に一度が適切であると言われています。
その理由としては、あまり頻繁に行ってしまうと中の羽毛や側生地を傷めてしまう結果に繋がり、それが結果として寿命を縮めてしまう可能性があるからです。
そのため、先ほど挙げた期間を一つの目安として、ワンシーズンごとに汚れ具合を確認しながら年単位でクリーニングするか否かを決めると良いでしょう。

布団クリーニング後の適切な保管方法とは?

クリーニング業者に布団をクリーニングしてもらった後、自宅ではどのように保管していらっしゃるでしょうか。
一番やってはいけないのは、業者から帰ってきた状態のまま、ビニール袋にいれて保管することです。
ビニール袋に入れられた状態だと、ビニールと布団との間に結露が溜まり、布団の布地や綿が湿った状態になってしまいます。
そこで保管方法は、クリーニングから戻ってきたら、すぐにビニールを外しましょう。また一度、外に干してから押し入れなどにしまうとよいでしょう。
長い期間、使わない場合は、定期的に干して乾燥させていきましょう。カビは温度が20度から30度、湿度が70%から80%になるとはえやすくなるため、一ヶ月に一度は外に干した方がよいでしょう。
梅雨から夏の時期は特に湿度が高くなりますので、カビが生えないように注意する必要があります。
押し入れにしまう時は、湿気は下に溜まるため、押し入れの上段に保管するとよいでしょう。